2019.05.29
これまでこの新宿街史のコラム1、2で辿ってきた宿場町「内藤新宿」の歴史。少し寄り道をしてコラム3では「歌舞伎」の起こりについて、コラム4では「十二社 熊野神社」の創建について見てきたが、今回は歩みを進め、廃宿になった「内藤新宿」のその後を辿ってみたい。 1699(元禄12)年に開設され、徳川吉宗が八代将軍であった1718(享保3)年、わずか20年足らずで廃宿の令が出た内藤新宿。この年、「江戸から1もっと読む
2019.04.23
新たな新宿土産として誕生した「コカ・コーラ」スリムボトル新宿オリジナルBOXが「新宿観光案内所」ほか、新宿界隈限定で販売されている。 同案内所で2019年2月27日に販売を開始した新宿オリジナルBOXは、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社(港区)協力の下に実現したもので、スリムボトル(250ml缶)3本入り。日本コカ・コーラ株式会社(渋谷区)では、旅をより楽しくする特別なパッケージとして20もっと読む
2018年10月26日、歌舞伎町に最大600人規模のメインフロアなど、2層に3フロアを有する大型ナイトエンターテイメントスペース「WARP SHINJUKU(ワープ新宿)」が誕生した。 320坪の店内は「100年後の東京」をコンセプトにした、宇宙空間を移動する大型のスペースシップのような近未来的な内装デザインで、オープン初日には店内を埋め尽くすほど超満員の1,500人を動員し、盛り上がりを見せた。もっと読む
2019.04.19
2019年3月22日、新宿の映画館「テアトル新宿」で、一本のドキュメンタリー映画が公開になった。作品名は「新宿タイガー」。 新宿で45年以上虎のお面をかぶり、派手な出で立ちで新聞配達を続け、休日には映画館を渡り歩く、人呼んで「新宿タイガー」の姿を、新宿の街に馴染みのある人ならば何度となく見かけたかもしれない。 「新宿タイガー」は、24歳だった1972(昭和47)年、新宿の稲荷鬼王神社の屋台に並ぶ虎もっと読む
都庁を有する新宿西口の高層ビル群のすぐそばにありながら、緑豊かに広がる新宿中央公園。新宿駅から進むとその公園のちょうど裏手に当たるエリアの人通りが、何やら最近活況を見せている。海外からの旅行者だけでなく、朝からパンを買いにくる人、レストランに食事をしにくる人、ベビーカーを押してランチにくる人などもいるという。 人の流れを新たにしたのは、2018年8月に開業したライフスタイルホテル「THE KNOTもっと読む
2019.02.26
これまで日本でも、幾度となくブームになるなど人気のフラメンコ。 その音楽や歌、そして踊りに魅せられた人々の間では、知らない人はいないというまさにフラメンコの聖地が、新宿駅に程近い「伊勢丹会館」6階にある。 「TABLAO FLAMENCO GARLOCHÍ(タブラオ フラメンコ ガルロチ)」は2016年、この場所に約50年の歴史を紡いだ「エル・フラメンコ」を受け継いで生まれた、本場のフラメンコアーもっと読む
2019.02.19
新宿の名前は、江戸時代に誕生した宿場「内藤新宿」に由来することは、本サイト「新宿街史1」でもご紹介した通りだが、新宿が現在のような東西に、商店の集まる繁華街、ビジネス高層ビル群など、さまざまな機能を有する世界でも名だたる街へ発展を遂げたきっかけは何だったのであろうか。街はどのような都市計画に基づいて整備され、また成長してきたのだろうか。 今回、新宿を始め日本、世界で多くの都市・地域計画に関わり、編もっと読む
2019.02.18
複数の作家が、一つの街をテーマに書く掌編小説シリーズ「ヴァイナル文學選書」(東京キララ社)が始動し、2018年10月に第1弾として「新宿歌舞伎町篇」が刊行された。 発起人はライター、詩人などとして活動する石丸元章さん。ラインアップは石丸さんによる「聖パウラ」、小説家・ライター、海猫沢めろんさんの「鬼畜系ゲームブック熊猫」、ヒップホップMCとして活動する漢a.k.a. GAMIさんの「北新宿2055もっと読む
2019.01.11
2018年9月16日、新宿駅周辺と西新宿にまたがるエリアで、「新宿十二社熊野神社」の例大祭が執り行われた。今回は3年に1度、「陽の年」と呼ばれる年に当たり、13の睦(町内)は、村神輿(各町内の神輿)だけでなく、宮神輿(神社の大きな神輿2基)を渡御する。氏子である歌舞伎町エリアも、大勢の担ぎ手たちと見物客の熱気にあふれた。 今年渡御長を務め、奉賛会のメンバーとして本社神輿の渡御に関わられた片桐真介さもっと読む