2023.04.14
2023年4月14日、ようやく「東急歌舞伎町タワー」が開業の日を迎えた。地上48階、地下5階、塔屋1階、約225mの高さは新宿東口界隈で最も高い建物となった。本サイトではこれまでホテル、映画館、劇場、ライブホールに加え、開業に先立って進められてきたさまざまな企画を紹介してきたが、今回、開業を約2週間前に控えた3月下旬に、東急株式会社執行役員 新宿プロジェクト企画開発室長兼、建物の運営・管理を手がけもっと読む
2023.03.07
本サイトではこれまで東宝、ヒューマックスグループ、東急レクリエーションと歌舞伎町シネシティ広場を取り囲むように建つ、歴史ある企業にお話を伺ってきた。今回は、戦後の歌舞伎町で「新宿オデヲン座」などの映画館をはじめ、さまざまなレジャー施設を手がけてきた東亜興行株式会社をご紹介したい。東亜興行は前述した3つの建物のオーナーと「四葉会」を結成し、互いに協力しあいながら映画文化を通じて街の発展に尽力してきたもっと読む
2023.02.10
歌舞伎町ではまちづくりにおけるさまざまな課題に取り組もうと、地元の商店街振興組合や町会、民間企業、ボランティア団体、そして区をはじめとする行政、警察や消防などが連携する「歌舞伎町タウン・マネージメント」という団体が設立され活動している。 街の魅力発信や来街のきっかけづくりなどを軸に活動を展開する同団体を管轄する新宿区文化観光産業部文化観光課長の村上喜孝さんに、設立のきっかけから今後の展望までお話をもっと読む
2023.02.02
歌舞伎町に4月14日開業予定の「東急歌舞伎町タワー」。高さ約225mとなるこの超高層複合施設が1月11日ついに竣工した。本サイトではこれまで外装デザインを手がけた建築家の永山祐子さん、設計を手掛けた久米設計にお話を聞いてきたが、今回は実際に建設を担った清水建設株式会社の鈴木和夫さん(清水・東急建設共同企業体 歌舞伎町一丁目地区開発計画建設所長)に、非常に難しい施工となった建設の裏側と大手ゼネコンなもっと読む
2022.07.25
神河さん: 噴水のような外装デザイン、建物の色合いはどのように考えられましたか? 星川さん: 今まで見たことのないような形状と色をしている点は、歌舞伎町ならではですし、寛容性・多様性といったテーマがあったからこそ実現できたと思っています。東京のスカイライン(建物などの連なりによる景観の輪郭線)は平坦なところが多いのですが、東急歌舞伎町タワーは隆起しているようなアンジュレーション(起伏)があって、東もっと読む
歌舞伎町の街で、その完成に期待が高まっている「東急歌舞伎町タワー」。ホテルおよび映画館・劇場・ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる地上48階、地下5階、塔屋1階、約225mの超高層複合施設は、その施設構成だけでなく外観も含め、これまでの高層ビルとは全く違った趣を見せる。世界中の観光客をワクワクさせるような「デスティネーション」として、街全体の未来を見据えながら進められた今回の開発もっと読む
2022.06.02
新宿は食事や買い物を楽しんだり、映画を観たりさまざまな楽しみ方に溢れている街だ。多種多様な店の中で大型百貨店が多いのも特徴の一つで、新宿駅の東西どちらのエリアにも新宿の顔となるような百貨店が立ち並び、新宿周辺だけでなく沿線から多くの人を集めている。 新宿に本店を構える「伊勢丹 新宿本店」は、とりわけ最先端のファッションやグルメ、情報に触れることができるようなワクワク感に満ちた売り場で人々を魅了し、もっと読む
2022.05.19
神河さん: 「広場と一体となるようなステージを建物に作るべきではないか」という東急チームのアイディアを聞いて、それは開発が成功するキーになるように感じました。建物を造ったら終わりなのではなく、そのステージを通してさまざまな人たち、つまり中島先生が著書でお書きになっている「アーバニスト」が街と関わり、寄与していくことができるようになります。著作『アーバニスト−魅力ある都市の創生者たち』をご教示いただもっと読む
2022.05.11
今回座談会にお招きした中島直人さんは著書『都市美運動 シヴィックアートの都市計画史』の中で、石川栄耀が「都市の本質的な機能を人々の親和であると考え、その親和を生み出す場としての盛り場や商店街を重視」し、都市計画において商店街盛り場(商店街に基盤を有する盛り場)に力を注いだと記す。そうした石川の思想、考え方を引き継ぎ発展させたいと計画された今回の「歌舞伎町一丁目地区開発計画」。第2回は都市における歌もっと読む