2022.04.27
1956(昭和31)年に「新宿東急文化会館」として開業、2014(平成26)年に閉館した「新宿TOKYU MILANO」(閉館当時の名称)の跡地を中心とする「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」が進んでいる(事業主体は東急株式会社、株式会社東急レクリエーション)。歌舞伎町の新たなランドマークともなりそうな地上48階、地下5階、塔屋1階の高層複合施設も、いよいよそのもっと読む
2022.02.10
新宿をはじめ東京の街は、第二次世界大戦で一面焼失し、戦後復興の過程の中で新たにつくり上げられてきたところも多い。そうした街の中でとりわけ歌舞伎町は他とは違い、町民がいち早く復興協力会を立ち上げ、民間主導で復興都市計画を進めた稀有なエリアだった。 計画の中心にいた、というよりも壮大な計画そのものを描き、それまでにない新しい街の実現に向けて人生を掛けて奔走したその人が、鈴木喜兵衛である。 淀橋区角筈一もっと読む
2021.09.24
1956(昭和31)年、歌舞伎町にオープンした新宿東急文化会館は、映画にスケート、ボウリングなど、その時々に流行した娯楽を提供しながら街の知名度を高め、多くの来街者を惹きつけてきた。1996(平成8)年11月、創立40周年に伴い新宿TOKYU MILANOと名称を変更、2014(平成26)年に惜しまれつつその歴史に幕を閉じた。 前編では同会館を運営する東急レクリエーションが、映画の興行会社 新日本もっと読む
戦後「歌舞伎町」と名付けられ新たに形づくられた街は、劇場や映画館が広場を囲んだ興行街がその中心にあった。その骨格は70年以上経った現代にも引き継がれていて、本サイトでもヒューマックスパビリオン新宿アネックス、ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町(前身はそれぞれ1947年開業の映画館 新宿地球座、1953年開業の新宿劇場)、新宿東宝ビル(前身は1956年開業の新宿コマ劇場)などの商業施設について、そもっと読む
2021.07.09
新宿の西口エリア、緑広がる新宿中央公園内に「SHUKNOVA(シュクノバ)」が誕生したのは2020年7月のこと。レストラン、カフェ、アウトドアフィットネスクラブから成る2階建ての交流拠点施設。モダンな建築デザインや、かつて新宿が宿場町であったことを彷彿とさせる施設名も印象的である。 同施設は、新宿区が2018(平成30)年に策定・公表した「新宿中央公園芝生広場における交流拠点施設整備事業提案 公募もっと読む
2021.07.06
新宿駅周辺には、歌舞伎町のようなにぎやかな繁華街に、小さな店が連なるゴールデン街、百貨店をはじめショッピングなどがさまざまに楽しめる店、副都心の高層ビル群など多様な風景が広がる。そんな都会でありながら区内を見渡してみると、新宿御苑、明治神宮外苑など広大な緑に囲まれた公園が広がっている。 今回は公園の中から、西新宿エリアのキースポットでもある新宿中央公園をテーマに、「公園の新しい楽しみ方を発信しながもっと読む
2021.02.26
前編では、ヒューマックスグループ誕生のきっかけとなった「ムーランルージュ新宿座」と、歌舞伎町シネシティ広場に立つ2つのビル「ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町」「ヒューマックスパビリオン新宿アネックス」の前身となる「新宿地球座」「新宿劇場」についてご紹介した。 後編はさまざまな楽しみを提供する現在の事業展開と歌舞伎町の街について、株式会社ヒューマックス 取締役の戸田史朗さん、不動産統括部 建築担もっと読む
「歌舞伎町シネシティ広場」に立って周囲を見渡すと、映画館あり、ホテルあり、クラブありと、それぞれに個性ある商業ビルが四方を取り囲んでいるのが見える。これは、鈴木喜兵衛という人物が戦後、エンターテインメントを中核に据えた復興まちづくりとして「中央に広場をおき、その周りを歌舞伎劇場『菊座』をはじめとする大小の劇場、映画館などで囲んだ一大興行街」を計画した歴史の流れを汲むものである。 かつて東側に立ってもっと読む
2021.01.31
世界にも知られる東京・新宿の町名「歌舞伎町」。おのずと知れた日本有数の歓楽街であるが、エリアとしては、南の靖国通りから北は職安通りまで(一部除く)、東西はJRの線路と明治通りに挟まれた数百メートル四方で、歌舞伎町一丁目と歌舞伎町二丁目から成り立つ。今回は、そんな歌舞伎町の街の安全を日々守る「警視庁新宿警察署 歌舞伎町交番」(以下、歌舞伎町交番)について紹介したい。 「歌舞伎町交番」が立つのは、歌舞もっと読む