2022.03.08
歌舞伎町をはじめ新宿には多種多様な店舗が集まっているが、バーやクラブなどの飲食店も繁華街の街の彩りの一つになっている。そうした社交飲食業の店をサポートする団体が新宿社交料理飲食業連合会だ。東京都社交飲食業生活衛生同業組合の傘下にある25支部の一つで、その上部団体である厚生労働省の認可法人 全国社交飲食業生活衛生同業組合連合会は38都道府県にわたり3万人余りをつなぐネットワークとなっている。 東京のもっと読む
2022.02.24
歌舞伎町で古くから店を営まれている企業にお話を伺うと、街に深い愛着を持ち、長きにわたりまちづくりに力を注いでこられた多様なキーマンの方々に出会う。新宿駅側から靖国通りを渡った先、歌舞伎町のシンボリックな入り口となっている「歌舞伎町一番街アーチ」に向かって右隣に建つ「小松ビル」も、街への熱い想いを抱えた創業者が店を始めた場所だ。 さまざまなテナントが入る8階建てのこのビルは、歌舞伎町の黎明期からこのもっと読む
2021.02.22
2006年に初めて開催された際、大きな話題になったという「新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション」(以下、「区役所通りイルミネーション」)。真っ白な光が連なる通りの様子は「歌舞伎町が変わった!」と連日、テレビのニュースや新聞で取り上げられたという。今年も約90本の街路樹に取り付けられた12万個のLEDライトが、日が沈んだ後の街を明るく照らしている。 街路樹を彩るイルミネーションは、ワイングラスの形もっと読む
靖国通りの北側に広がる歌舞伎町には、入り口に「歌舞伎町一番街アーチ」が架かる「劇場通り」、「新宿東宝ビル」が見える「ゴジラロード」などの通りが南北に通っている。今回ご紹介する「区役所通り」は、その名の通り「新宿区役所」に隣接し、ゴールデン街が目と鼻の先という立地にある。この通りで今や歌舞伎町の風物詩として人々が楽しみにしているのが、今年で15周年を迎えた「新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション」(もっと読む
2021.01.27
歌舞伎町の「すずや新宿本店」ほかでとんかつ店を営む株式会社すずや代表取締役社長の杉山元茂さん。前編では日本の民芸を愛した杉山さんの叔母叔父夫婦が始めた「すずや」の歴史と、家業を継がれたお話を伺いました。今回はその後編、歌舞伎町タウン・マネージメント代表も務められる杉山さんに、歌舞伎町について、街との関わりについてお聞きします。 これまで歌舞伎町の街をどのように捉えられていらっしゃいましたか? 生まもっと読む
歌舞伎町のシンボルとも言える真っ赤な「歌舞伎町一番街アーチ」の真横に立つ「SUZUYAビル」。その5階にある「すずや新宿本店」は、民芸品を愛したある夫婦が訪れた各地の旅先で集めたコレクションをインテリアなどに使って始めた温かな店から、その歴史が始まる。民芸運動の中心となった柳宗悦、浜田庄司をはじめ、池田三四郎(木工家)、芹沢銈介(染色家)など日本を代表する人々が通い、看板やメニューの表紙は版画家・もっと読む
2020.08.27
2020年2月、新宿区をホームタウンとするサッカークラブ「Criacao Shinjuku(クリアソン新宿)」が新たなメンバーを迎え、新体制となって始動した。株式会社Criacaoが運営する同クラブは、切磋琢磨しながら競技でトップを目指すだけでなく、サッカーを通じた新宿区の地域活性、豊かさを感じられる社会の実現に向けた事業を幅広く展開する。自身も選手でありキャプテンとしてチームを束ねながら、広報ももっと読む
2019.08.26
新宿駅は2011(平成23)年、一日の平均乗降客数が364万人あるとしてギネス世界記録に登録認定されたほどの巨大ステーションである。1885(明治18)年の誕生時は武蔵野の雑木林に囲まれ、同駅を走る日本鉄道品川線は貨物の輸送がメインとはいえ、利用客が一日50人程度だった(新宿駅の乗降客は10人に満たなかったとも)と聞くと、ここ100年の街の進化に自ずと興味が湧いてくるのではないだろうか。 そんな新もっと読む
2018.08.31
2018年5月のとある日曜日、歌舞伎町周辺に点在するライブハウスは、昼間からリストバンドをした若者たちで賑わい熱気を帯びていた。この日行われていたのは、新宿最大級の音楽フェスティバル「CONNECT歌舞伎町 MUSIC FESTIVAL 2018」(以下、「コネクト」)だ。 初めて「コネクト」が開催されたのは2014年。歌舞伎町の中心にある屋外ステージ「歌舞伎町シネシティ広場」と5つのライブハウスもっと読む