2022.05.19
神河さん: 「広場と一体となるようなステージを建物に作るべきではないか」という東急チームのアイディアを聞いて、それは開発が成功するキーになるように感じました。建物を造ったら終わりなのではなく、そのステージを通してさまざまな人たち、つまり中島先生が著書でお書きになっている「アーバニスト」が街と関わり、寄与していくことができるようになります。著作『アーバニスト−魅力ある都市の創生者たち』をご教示いただもっと読む
2022.05.11
今回座談会にお招きした中島直人さんは著書『都市美運動 シヴィックアートの都市計画史』の中で、石川栄耀が「都市の本質的な機能を人々の親和であると考え、その親和を生み出す場としての盛り場や商店街を重視」し、都市計画において商店街盛り場(商店街に基盤を有する盛り場)に力を注いだと記す。そうした石川の思想、考え方を引き継ぎ発展させたいと計画された今回の「歌舞伎町一丁目地区開発計画」。第2回は都市における歌もっと読む
2022.04.27
1956(昭和31)年に「新宿東急文化会館」として開業、2014(平成26)年に閉館した「新宿TOKYU MILANO」(閉館当時の名称)の跡地を中心とする「歌舞伎町一丁目地区開発計画(新宿TOKYU MILANO再開発計画)」が進んでいる(事業主体は東急株式会社、株式会社東急レクリエーション)。歌舞伎町の新たなランドマークともなりそうな地上48階、地下5階、塔屋1階の高層複合施設も、いよいよそのもっと読む
2022.04.22
2021年11月20日、歌舞伎町シネシティ広場で開催された「歌舞伎超祭」(主催は歌舞伎町商店街振興組合)。前編ではイベントの模様をお伝えしたが、後編ではオーガナイザーとして同イベントに関わった歌舞伎町商店街振興組合常務理事で、Smappa!Gropu会長の手塚マキさんにお話を伺った。手塚さんは同イベントのプロデューサーにOi-chanを迎えたその人でもある。 2021年11月20日、歌舞伎町シネシもっと読む
2021年11月20日、歌舞伎町シネシティ広場で初めてとなる「歌舞伎超祭」が開催された。日が暮れた広場の中、ひときわ明るく照らされた特設ステージにはダンサー、ドラァグクイーン、ポールダンサー、DJらが次々と登場し、その圧巻のパフォーマンスに会場全体が熱を帯びた。 まずはそのイベントの様子をまとめた動画をぜひご覧いただきたい。 「歌舞伎超祭」(2021/11/20) Digest 歌舞伎町商店街振興もっと読む
2022.03.14
2023(令和5)年に創立から100周年を迎える文化服装学院。高田賢三、山本耀司、コシノヒロコ、コシノジュンコらトップデザイナーをはじめ、アーティスト、ファッションディレクター、スタイリスト、モデルなどファッションの世界で活躍する人材をこれまで数多く送り出してきた。その名は「BUNKA」として、セントマーチンズやパーソンズなど名だたるファッションスクールと並び、海外でも高く評価されている。 創設者もっと読む
2022.03.08
歌舞伎町をはじめ新宿には多種多様な店舗が集まっているが、バーやクラブなどの飲食店も繁華街の街の彩りの一つになっている。そうした社交飲食業の店をサポートする団体が新宿社交料理飲食業連合会だ。東京都社交飲食業生活衛生同業組合の傘下にある25支部の一つで、その上部団体である厚生労働省の認可法人 全国社交飲食業生活衛生同業組合連合会は38都道府県にわたり3万人余りをつなぐネットワークとなっている。 東京のもっと読む
2022.02.24
歌舞伎町で古くから店を営まれている企業にお話を伺うと、街に深い愛着を持ち、長きにわたりまちづくりに力を注いでこられた多様なキーマンの方々に出会う。新宿駅側から靖国通りを渡った先、歌舞伎町のシンボリックな入り口となっている「歌舞伎町一番街アーチ」に向かって右隣に建つ「小松ビル」も、街への熱い想いを抱えた創業者が店を始めた場所だ。 さまざまなテナントが入る8階建てのこのビルは、歌舞伎町の黎明期からこのもっと読む
2022.02.17
新宿の街の歴史を辿る「新宿街史」。その始まりは徳川家康が江戸入りした際、先陣を務めた武将・内藤清成が現在の新宿一帯の土地を拝領、やがて江戸城への物流ルートとして人や物の行き来が増えた追分(現在の新宿三丁目界隈)に自然発生的に生まれた「内藤宿」にルーツがある。 浅草商人である高松喜兵衛らがその立地と賑わいに目をつけ、幕府から宿場開設の許可を得たのは江戸幕府成立から約100年経った1699(元禄12)もっと読む